ゼロ円で難病を退治・単なる雑草「スギナ」の思いもがけない効用

スギナ
スギナは生命力が強い雑草で、抜いても抜いても生えてくるので、農家泣かせの草とも言われています。
スギナとともに顔を出すつくしは、春を告げる野草として、煮つけや卵とじにして食卓にいろどりをそえますが、スギナはあまり利用されていないようです。
しかし、このスギナは古くから万病の薬として民間療法に用いられてきました。
弱った体を回復させるために、春の野に出てスギナを摘んでお茶や湿布を試してみませんか?

スギナの薬効について

スギナは日本だけでなく、ドイツやスイスでも自然療法医が研究を重ね、多くの患者に試したところ、良い結果が得られといわれています。
日本でも、スギナは西洋医学がまだ一般に行きわたっていない時代から体調を整えるために用いられてきた、歴史のある薬草のひとつです。
民間療法としては、腎臓や膀胱系の病気止血に用いられてきました。
その後も自然療法の研究が進む中、スギナには、糖尿病、腎臓炎、結石、肝臓病、胆のう炎、リウマチ、神経痛、カリエスなど実に多くの病気の改善効果があると、一部の自然療法の研究家に絶賛されています。

スギナの薬効について学術的な証明やデータは不十分な点があるとは言え、薬に多額のお金をかけても体調が改善しない場合は、自然に生えている野草を試して見るのも悪くはないと思います。
何しろゼロ円でできる自然療法なので、それで体質が改善されたなら、丸儲けといえます。

採集するときのスギナの選び方

スギナは道端や河川敷などどこにでも生えていますが、農薬や除草剤がかかっていない、安心できるところの若芽を選んで摘みます。

美味しく健康に!スギナ茶を飲んでみよう!

・スギナ茶の作り方

ドイツでは古くからハーブティーとして利用されているスギナ茶は、安心して飲める薬草茶です。
作り方は、安心できるところで採取してきたスギナをていねいに洗い、キッチンペーパーなどで水けを取り、ザルに並べてカラカラになるまで乾燥させます。
乾燥したスギナは適当な大きさにハサミで切り、フライパンでこげつかないように軽く煎り、急須に大さじ1~2杯のスギナを入れた上から熱湯を注ぎ、しばらく置いてから飲みます。よく乾燥している場合は炒らなくても大丈夫です。
生葉でもきれいに洗い熱湯を注いで生葉のハーブティーのようにして飲めますが、多少草の味がします。味が苦手な場合は、番茶などを加えると飲みやすくなります。
スギナ茶は一気に飲まず、ゆっくり少しずつ飲むようにしましょう。

・スギナ茶の成分について

スギナ茶の成分のポイントは、ケイ素(ケイ酸)にあります。
ケイ素は体を健康に保つためには不可欠な成分であり、髪の毛、骨や関節、皮膚や毛髪、血管などの他、歯や爪の形成に必要とされます。
また、血液をサラサラにする効果があり、生活習慣病の予防効果があります。
しかし、ケイ素を適量摂取することは大切なのですが、摂りすぎることは体によくありません。
スギナに含まれるその他の栄養素は、カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、鉄、カリウム、亜鉛、ケイ素、リン、ビタミンB1、B2、C、アミノ酸、クロロフィル、フラボノイド、サポニンなどです。

・スギナ茶の副作用について

大量に飲まない限りは心配ありませんが、不調を早く治したいとの思いから1日に何杯も飲むのは逆効果です。
頻尿になったり、チアミン欠乏症といってビタミンB1が欠乏し、脚気になったり疲れやすくなる可能性があるようです。
また、スギナには微量のニコチンが含まれているので、アレルギー体質の人は控えましょう。授乳中や妊娠中の人も控えた方が無難といえます。
その他にも腎臓病や心臓病の人は念のためかかりつけのお医者様に相談するようにしましょう。

スギナの湿布薬の作り方と効果

結石や膀胱炎の痛み、腫瘍などに効果があるといわれるのがスギナの湿布です。
生のスギナを両手一杯ほど布袋に入れて、蒸し器で10分ほど蒸します。
これをタオルに巻いて、熱さの加減を見ながら患部に置きます。
冷えたところが悪くなり、悪いところが冷えるとも言いますが、薬効のあるスギナで温湿布することで改善されます。
また、ただれた傷や痔などには、スギナを濃く煎じた汁で湿布するとよいようです。

スギナでお肌ツルツルに!

このようにスギナには様々な効能がありますが、他にも「お肌ツルツル効果」や「ニキビ対策効果」もあります。
ここではスギナを使ってお金を全然かけずに化粧水や入浴剤を作ってみましょう。

・スギナの化粧水の作り方

きれいに洗って水けを摂ったスギナをビンに入れ、ホワイトリカーを注ぎます。
1ヵ月ぐらいで、スギナエキスができ上がります。
それをこして、使うたびにミネラルウォーターで割り、ニキビや吹き出物などにつけると、肌がツルツルになります。
また、スギナエキスに同量のアルコールとグリセリンを加えるとより市販の化粧水に近いものができます。

・スギナ湯

スギナを一晩水に浸けておき、次ぎの日に浮いたごみなどを捨てて、スギナと水を入れて鍋にかけスギナの液を作ります。この液をお風呂に入れます。
新陳代謝が良くなり、冷えやむくみの解消、ニキビや吹き出物、湿疹やかぶれなどの改善効果が期待できます。

スギナを食べてみよう!

スギナのてんぷら
また、スギナは食べてもなかなか美味しいです。
ちょっと苦いですが、その苦さが癖になるかもしれません。
スギナは成長すると固いので、ポキッと折れる柔らかい部分だけを用いるようにしましょう。
栄養価があり、薬効果があるとはいえ、薬草はたくさん食べると毒にもなりかねません。
節約のためと、毎日食べるようなことはさけましょう。
でも、たまにこうした野草を食べることで、元気になるという効果はあります。
美味しくてお金の節約にもなるスギナ料理、いくつかレシピをご紹介します。

・スギナのふりかけの作り方

若い芽を両手に一杯分を採集し、よく洗って水分を切って、天日で干します。
カラカラになったらキッチンばさみでて細かく切り、弱火でこがさないように煎ります。
煎ったスギナをすり鉢ですり、茶こしなどでこします。
ゴマ大さじ二杯も炒ってすりごまにします。スギナのすったものと、すりごま、粗塩少々をよく混ぜ合わせ密閉容器などで保存します。

・スギナの天ぷら

スギナの新芽をひとつかみ採集して、ていねいに洗い水気をふき取ってから、薄いてんぷらの衣をつけてカラッと揚げます。

・スギナのキンピラ

スギナの新芽を両手に一杯くらいを熱湯にさっとくぐらせ水気を取り、1㎝くらいに切り、ゴマ油で炒め、出汁醤油少々で味をつけます。

スギナで果たして難病は治せるか?

自然療法の本などによると、スギナは難病の薬として紹介されていることもあります。
中でも、がんも治せるようなことが書いてあったり、ネットなどでもスギナ療法を試してみたところ、好転したとの書き込みなども見られます。
確かに現代の西洋医学による薬品からでは摂取できない、微量の成分が体に反応する場合もあるようですが、それが難病を患っている人、全員に効くわけではないようです。
だから、「スギナで難病が治る」とはいいきれませんが、人が本来持っている自己治癒力を後押ししてくれることは確かなようです。
面白いことに、医者がストライキをすると患者の死亡率が半分に減ったという外国の情報もあります。

・中医学とスギナ

スギナは杉の形をしていることから、スギ花粉症に効くとも言われています。
中医学では、昔からスギナを乾燥させたものを問荊(モンケイ)と呼び、咳止めや解熱、利尿の薬として用いてきました。
花粉症などは現代病なので、スギナが効くとは言い切れませんが、痒みや鼻づまり対策には効果があるようです。

まとめ

体と心と病気は密接に関係しています。
スギナで難病が治る人もあれば、治らない人もいると思いますが、代替え療法はあらゆる病気の治療に取り入れられています。
ただ、過信や過剰な期待はせず、淡々と試してみるのはよいかも知れません。
なんといってもお金がかからない、無料ですからね。
しかし、薬草は摂取しすぎると体に害を与えてしまいます。
「過ぎたるは猶及ばざるがごとし」と心得て、上手にゼロ円治療をすすめましょう。

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年収200万円。でもステキな生活を楽しもうと考えている紳士。音楽と甘味がこの上なく好きです。

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