音楽好き必聴!フライングタイガーの激安CDって、どんな中身?

フライングタイガーコペンハーゲンでCDを売ってるの、ご存じですか?

前に記事にしたこともある北欧からの格安雑貨ストアー、フライングタイガーコペンハーゲン
何度か訪れていますが、そのたびに気になってたのが、店内に置かれているCD。
とにかく値段が安い。1枚400円とか500円とか。どれもそんな感じの値段なんですよね。
で、この激安CD、いろんな種類が置かれているのですが、なにしろ中身がわからない
アーティスト名も聞いたことない名前だし。
気にはなってたけど、ちょっと買うのは躊躇されますよねー。
そう思っている人、少なくないんじゃないかな。

・・・ということで、今回、意を決して買ってみました
「フライングタイガーコペンハーゲンの激安CDって、中身なんなの?」

激安CD4枚お買い上げ!

今回訪れたのは、フライングタイガーの銀座プランタン店。
プランタンにフライングタイガー入ったと聞いてはいたけど、訪れたのは初めて。
なんとなく5階とか6階に入ってると思ってたけど、なんとB1階なんですね。
こちらが入口。
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フライングタイガー独自の、ぐねぐねと曲がりくねった道を一方通行で歩いて行くと、ちょうどルートの中間地点付近にCDがひっそりと置かれていました。
最初気が付かなかったよ。
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ここに置かれているCD、全て税込み500円。やすっ!!
CDは全部で10種類程度。それぞれ手にとってジャケットとか裏ジャケとか見てみるんだけど、やっぱりどんな音楽が入っているのか全く想像がつかない。
とりあえず、ジャケ買いで4枚ほどチョイス。
合計2000円を払って買ってきました。

これが今回購入したフライングタイガーの激安CDです!
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どれも怪しげなジャケットです!
これで中身どんなのかわかる人の顔が見てみたい。

まずは購入したCDをiTunesに取り込みます。
無事に曲名も取得してきてくれました。
flyingtiger1
そうこうして、無事に4枚のCDを取り込むことに成功。
1枚めから聴いてみました。

果たして激安CDの中身は・・・

1枚目:Benjamin Koppel”The Kyoto Protocol & Other Climate Considerations (Breaking Borders #2)”

kyoto
こ、こ、これは・・・
1枚目から、かなり濃ゆい音楽が再生されましたよ。
これは、なんとスピリチュアル・ジャズです!
タイトルのKyoto Protocolは、あの「京都議定書」のことです。
つまり、環境問題について訴えかける内容のジャズなんですね。
歌の内容も京都議定書の内容を歌ったものです。
例えば、1曲めのThe Kyoto Protocol: Article 5はこんな感じの曲です。

歌詞は、京都議定書の第5条3項

The global warming potentials used to calculate the carbon dioxide equivalence of anthropogenic emissions by sources and removals by sinks of greenhouse gases…
(地球温暖化係数について)

をそのまま歌っています。
4曲目のThe Kyoto Protocol: Article 27はこんな感じ。

内容はとても重いですが、旋律は美しく、普通に聞いていても素敵な音楽になっています。音楽が伝えるメッセージに耳を傾けてみてはいかがでしょうか。

2枚目:Flemming Quist Møller & Jesper Mechlenburg”CYKELMYGGEN SANGE”

cykelmyggens
このジャケなんだ!なんなんだ!気持ち悪いにも程があるだろう!!

どうやら、このCDは、北欧の幼児番組「CYKELMYGGEN SANGE」のサウンドトラックのようです。
北欧ではこんな気持ち悪いクリーチャーが活躍する子供番組が人気なんですかねー??
向こうの美意識はよくわからない。
でも、CDの内容はかなりいいです!
1曲目のカリプソっぽい曲Hør Den Lille Minibilleや、

5曲目のヴァン・ダイク・パークスっぽいこの曲Ode Til Sensitiva、

ちょっとグルーヴィーな6曲目6.Myredans

「The Bugaloos」など子供番組のサントラには素敵な内容のアルバムが多いですが、これも、ジャケットの気持ち悪さを除けばかなり楽しめる内容です。

3枚目:Carsten Dahl”Dreamchild”

dreamchild
このアルバム、1曲目が24分ある!
そして、ソロピアノ。独奏曲です(20分過ぎからヴァイオリンが加わるけど)。
そして、ほぼワンフレーズの繰り返し。それが少しずれながら延々と奏でられていく。
なので、現代音楽のミニマル・ミュージックっぽいんですよね。
六本木WAVEでかかってそうな。
自分は嫌いじゃないです。こういうの。

4曲目もミニマルっぽい。

その他の楽曲も、ほぼソロピアノのリリカルな音楽が中心。
例えば3曲目。

精神を落ち着けたい時に聴いたら、とても癒やされる感じがしますね。

4枚目:Benjamin Koppel”Living Room Recordings #1, Illuminations”

livingrecordings
こちらも1枚目のCDと同じくBenjamin Koppelさんのアルバム。ピアノとサックスだけの二重奏です。
このアルバムは、メインになっているのがアルチュール・ランボーに捧げた「ランボー組曲」。
自分もランボー好きだから、すごくこのアルバムとシンクロします。
例えば組曲の1曲目、Phrases/Phrasesはこんな感じの楽曲。

組曲の5曲目、全体の11曲目のSeascape/Marineはこんな曲。

中身は本格派なので売れて欲しい!

このようにフライングタイガーコペンハーゲンのCD、普通500円というと、なんちゃってイージーリスニングみたいのを想像するじゃないですか。
ところがどっこい、これが聴いていただいてわかるように、中身は音楽通も唸らす、かなり身の詰まった素敵な内容のCDばかりでした。

なにしろ500円
もしフライングタイガーに行かれることがあれば、この記事を参考に、お気に入りの1枚を手にとってみてはいかがでしょうか?
きっと音楽生活がさらに潤うと思いますよ!
せっかくこんな面白いCDなんだから、壁の花のようにひっそりと置かれているのではなくて、もっと売れて欲しい!

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管理人プロフィール

年収200万円。でもステキな生活を楽しもうと考えている紳士。音楽と甘味がこの上なく好きです。

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