水道料金を減らす裏ワザ一挙紹介!
~水道代を減らす方法~
ふだん何気なく使っている水は、蛇口から流れ出るまでに浄水場や下水処理場で多くのエネルギーが使われています。
一人で一日に使う水の量は約240lと言われていますが、内訳は炊事と洗濯その他で5割、シャワーやお風呂で2割、トイレが3割だそうです。
少し気をつけるだけで節約効果だけでなく、水道事業にかかる省エネ効果が得られます。
☆炊事と洗濯で水道代を減らす方法
- 食器洗いの時間を短縮するためには、厚紙で汚れをこそげ取ったり、ぼろ布で汚れをふき取ってから泡切れの良い洗剤を使って洗うようにしましょう。
- 鍋や食器などの汚れがひどい場合はお湯を入れてしばらくつけておくと、少ない水でも汚れを落とすことができます。
- うどんやスパゲッティなどのゆで汁は捨てずに、食器やなべなどの下洗いに使います。
- 野菜のゆで汁や米のとぎ汁は栄養分が含まれるので、植物の水やりに使用します。
また、米のとぎ汁は手洗いや洗顔に使うと、美肌効果があります。 - 洗濯は少ない量を毎日洗うより、あまり汚れていない場合は何日分かをまとめて洗うだけで水道代の節約になります。
また、洗濯を標準コースからスピードコースにするだけでも洗濯時間が短くなり、水道代の節約になります。
☆シャワーやお風呂で水道代を減らす方法
- シャワーや蛇口からお湯を出すときには、設定温度になるまで出しっぱなしにしがちですが、その水を溜めて使うようにしましょう。
シャワーを1分間出しっぱなしにすると約12lの水が流れ出ているそうです。
こまめに水を止めることが大事です。 - シャワーヘッドを手元で操作できるヘッドに替えると、水量を2~3割程節水できます。
- お風呂の残り湯は、植物などの水やりや靴洗い、ベランダや玄関、トイレなどの掃除用に再利用しましょう。
- 顔や歯磨きの時には、水を出しっぱなしにせずにこまめに蛇口をしめましょう。
- 洗面や手洗いの時には、水道の水の勢いを抑えるだけで節水ができます。
☆トイレで水道代を減らす方法
- トイレで使用する水の量は意外と多く、生活用水の3割と言われています。
洗浄レバーは大と小を使い分けるようにしましょう。 - トイレの進化は目覚ましく、1回の洗浄で約13l使用していた水が節水トイレでは6lまで減っているそうです。
2人家族で1日に15回トイレを流すと、金額にして年間に9,000円ほど節約することができます。
雨の日にバケツに水を溜めておいたり、雨どいから集めた水を溜める雨水タンクを設置しておくと、外回りやベランダの掃除、家庭菜園の水やりなどに便利です。
また、災害などで万が一水道が使えないときの防災対策としての役割も果たしてくれます。
水の使い方についてに少し気をつけるだけで、地球に優しく水道代を節約することができます。